「ファシリテーターの視点を持つ!」ということは『中立』で『多方面』から、そして表面だけでなく『全体』を視る!そして『本質を捉える』ということです。
ともすると自分の視点だけでものごとを見たり捉えたりすることがあると思いますが、ファシリテーターの視点を意識することで全体を視ることができるようになります。
ファシリテーターとは!?
極和ファシリテーションでの「ファシリテーター」とは「ファシリテーション力を兼ね備えた人」と定義づけしています。
そのファシリテーションを兼ね備えた人の視点を噛み砕くとこのようになります。
- 中立の立場
- 少数意見を切り捨てない
- 様々な視点からものごとを見る&捉える
- 偏りなく全体を観る
- 様々なポジションで物事を捉える
中立の立場とは!?
組織において、ともすると自分の考えに近い人の意見を採用したり、あたかもそれが正しいと錯覚してしまうことがあるかと思います。
ファシリテーターのスイッチを入れたら、その場を私物化することなく、自分の考えはあくまで自分の考えとして横に置き、誰の、どちらの意見にも偏ることなく中立の立場を保つことが大切です。
少数意見を切り捨てない
一般的に多数決は民主主義と言われますが、その民主主義は少数意見を切り捨てていますので、切り捨てた時点で民主主義とは言えないと思います。多数意見も少数意見もそれぞれ一つの考え方として同様に扱う事がファシリテーターとしては大切です。
様々な視点からものごとを見る&捉える
普段は何事も自分の視点で物事見たり捉えたりしていると思いますが、あえてあらゆる分野の立場に立って物事見たり捉えたりすることが大切です。
例えば病院を一つ捉えると、自分は患者の立場かも知れませんが、そこには医者の立場、看護師の立場、受付事務の立場、薬剤師の立場、他の患者の立場、製薬メーカーの立場など、様々な立場の人がそこに居合わせるかも知れません。
それぞれの立場に立って物事見ること&捉えることがファシリテーターの視点で視るということになります。
偏りなく全体を観る
様々な視点で視るのと同様、先の病院の例を挙げれば自分を含めた患者側からの視点で視るのではなく、医療従事者側の立場でも見る必要があるということです。視点を増やすときに、自分が患者側で他の患者さんの立場をいろいろ考えた、としたらそれは偏った意見になってしまいますよね。
せめて自分と医者の両方の立場というように、偏らないようにすることが大切です。
様々なポジションで物事を捉える
様々なポジションとは様々な視点と同じことですが、具体的に病院の事例で言えば患者の立場、医者の立場、看護師の立場、受付の立場、製薬メーカーの立場、というようにその場に登場するポジションを具体的に考えてみると視点を増やしやすくなると思います。
まとめ
今日は「ファシリテーションの視点を持つ!」ということで、それを詳しく噛み砕いてみました。
- 中立の立場
- 少数意見を切り捨てない
- 様々な視点からものごとを見る&捉える
- 偏りなく全体を観る
- 様々なポジションで物事を捉える
このように今日は中立の立場を維持しつつも様々な視点、様々なポジションで物事を見る&捉えることの重要性をお伝えしました。
是非日々の様々な活動の中で「ファシリテーターの視点」を意志氣して頂けたらと思います。
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